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★彡 拡大率アップで色分散増大、新たなADCが必要なのか?

拡大率を上げて行くと、ADCの補正量が追いつかなくなることが起きます。現行の接眼システムでは、ADCがバーローレンズの後だからです。拡大率をどのくらい上げると起きるのか、新しいADCが要るほどなのか考えてみました。

■拡大率とプリズムシフト量の関係


上図は、ADC補正量最大(プリズム角度4°(=2x2°))とした場合の補正後シフト量を計算した結果です。低空の火星を想定して、高度: 20°、視直径: 6"としてあります。この図で補正後シフト量がプラスの領域は最大でも4°の現行ADCでは補正不可ということになります。

拡大率を上げることで分散量は右肩上がりに上がり、7xを超えるあたりから2本ともにプラス、すなわち補正不可となるようです。


■計算の方法






補正後シフト量の計算は、よく利用されているソフト「Planet Prism」で行いました。このソフトではプリズム位置を可変した計算が可能です。プリズム位置は300mmとしました。ただし設定可能な数値上限は100mmのようなので、300mmは比例計算で推算しました。


■まとめ
・拡大率アップで気になっていたADC効果の低下につきおおよその感触を掴めました。プリズム角度の大きなADCの新規購入までは不要と判断しました。
・低空20°の火星の設定では、拡大率7xを超えると2°プリズムのADC単体では確かにカバーできません。画像処理ソフト等での追加補正でしばらく凌ごうと思います。
・拡大率10xでもADC単体で補正可能とするには地上高度30°以上が必要なようです。
・次の夏至の早朝3時少し過ぎで火星の高度は30°を超えます。視直径は6.9"です。以降、薄明は遅くなる一方なので撮影可能な高度はぐんぐん上がります。もう少しの辛抱です。



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