ブログパーツ ★多摩の星空 ★彡 フォーカサーまわり一新の効果 (2); 直列ファンによる冷却効果
fc2ブログ

★彡 フォーカサーまわり一新の効果 (2); 直列ファンによる冷却効果

V-POWER II 側面のV字貫通孔。この小さな孔から鏡筒の排気が上手くできるなど、やってみるまでは信じられませんでした。

実現の鍵となったのはファンの直列化。シュミカセの準密閉鏡筒の排気にはファンの(風量ではなく)静圧の高さが決め手になるようです。



■直列ファンの装着とマフラーチューブ
冒頭の画像はファン装着のビフォー/アフター。V字の貫通孔を覆うのは30mm⬜︎ファン。2個直列の構成となっています。

さらに繰出し筒の周囲には収縮可能なチューブをマフラーのように巻いて固着し隙間からの空気の流入を防ぎます。

■30mm⬜︎ファンの直列効果=最大静圧の向上
シュミカセは筒先を補正版で覆った準密閉鏡筒ですし、V字貫通孔の開口部面積(=18mmΦの円相当)も小さいため、ここから排気する系の圧力損失は極めて高くなります。

圧力損失の高い系の排気ではファンの最大風量は意味をなさず、最大静圧を高くすることが重要になります。実際、30mm⬜︎の小型ファンは直列化することでようやく鏡筒内の負圧を稼ぐことができるようになりました。(詳細はこちら)

それでもまだこの径の小さいファンが本当に機能するのか、内心は疑念でいっぱいでした。

■補正板の内側が結露し疑念が解けた
ところが試運転中に起きた次の事象で、この疑念が吹き飛びました。

今春のこと。湿度の高い夜間に鏡筒フードを付けずに1時間程度直列ファンを動作させ、シーイングを評価してみたのです。

やってみると湿度が高過ぎ補正板に結露が発生してしまいました。補正板の外側を拭いてみてビックリ。補正板の外側だけでなく、内側までもが副鏡ホルダー周囲からしっかり結露しているのです。

この現象の解釈はこうです。
「湿度が高く冷えた補正板外側は結露。直列30mm⬜︎ファンの排気が効いて、外部の湿度の高い空気が副鏡ホルダー周囲から鏡筒に入り込み冷えた補正板の内側にも結露した」

アイベルさんの鏡筒排気ファンS(60mm⬜︎ファン)などもっと大型の排気ファンを様々な局面で活用してきましたが、補正板の内側の結露は初めての経験です。なぜ?

が、よく考えるとこれは妥当な結果に思えてきました。従来より2倍弱大きな最大静圧の直列ファンで一番多く排気できたというわけです。「小型→最大風量: 小→効き目: 小」という誤った呪縛からようやく逃れることができました。シュミカセでは「直列化→最大静圧: 大→効き目: 大」が正解です。

これを契機に直列30mm⬜︎ファンの能力を疑うことは無くなりました。

■まとめ
・背後はADCやバーローで経路を塞がれているため、鏡筒の排気孔/ファンを設置可能なのはフォーカサー部分しかありません。(前提; 鏡筒は非改造)→これがフォーカサー排気に執着する動機

・フォーカサーからの排気冷却が有効なことを結露の判定から推察してみました。(主鏡温度モニター不可@鏡筒非改造)

・直列ファンは有効な排気手段であり、撮影準備開始からオンしっ放しで快適な撮影を続けられます。

・鏡筒フードさえ装着しておけば、オンしっ放しでも補正板(外側/内側)の双方とも結露は防げます。






(最初の記事に戻る)






関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

ランキング
最新記事
最新コメント
カテゴリ
プロフィール

★多摩の星空

Author:★多摩の星空
多摩の星空や風物をご紹介します。

フリーエリア
ブログパーツ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブログパーツ