電動草刈り機(1); 安心の国内メーカ製⁇


長年使った100V電動草刈り機を今年買い換えました。家電品に比べて園芸工具は商品情報が極めて少なく、商品の選択は難しいですね。

実際、10年以上前に買った最初の商品選択は大失敗でした。近くのホームセンターで"大手国内メーカなら安心"と選んだマキタ製のUM-254でしたが、使ってみると肝心なナイロンコード格納スプールの着脱操作が難しいという構造設計不具合を抱えていたのです。

今回は同じ失敗をしないように、通販サイトのレビュー内容をよく調べて選んでみました。すると、やはりブランド頼りの選択があてにならないことがよく判りました。意外な結果を皆さまにご紹介したいと思います。

■100V電動草刈り機の比較
購入したのは、100V電動式でナイロンコードカッター方式のいわゆる普及版です。


'17/07/20前後の値による

比較表には日本メーカ製(#1~#3)と独メーカ製(#4)のそれぞれを比較してあります。前者はお馴染みの国内メーカーで上からブランド評判の高い順に並べてみました。近くのホームセンターなどで商品を必ず目にするものです。

後者は自動車部品、電動工具で有名なあのボッシュ製ですが、園芸工具までカバーしていることを今まで知りませんでした。またホームセンターにもほとんど商品を見かけません。(なので初心者なら間違いなく#1~#3の日本メーカー製を選ぶことになるのです)

■充実のAmazonレビューを比較
表は通販サイトでは一番充実しているAmazonレビューの数字を比較してみたものです。比較項目の各数字の最大/最小のうち、好ましい方の数字に赤丸をつけてみました。

すると数字に顕著な偏りがあることが判ります。一目瞭然ですが、4項目(最軽量、最安値、評価点、低評価比率)でトップを占めているのは、なんと#4のボッシュ製の商品でした。しかも以下のように国内メーカに対して有意な差があるため、今回はボッシュ製購入に至りました。

★#1マキタ製商品
ブランドNo1と信じていたマキタですが、意外なことが判りました。

まず販売数を反映していると推測されるレビュー件数が4社中で最少なのです。端的に言えば売れてないのでしょう。

さらに☆2以下の低評価比率が19%と高いことも目を引きます。購入した5人にひとりは不満を抱えているということです。これに足を引っ張られて、評価点も3.2と4社中で最低点なのです。

念のため、旧機種の問題点の「スプール脱着不具合」※が改善されているかを最新機種#1の実機で確認してみました。残念ですが構造設計不具合に起因する問題点は何ら改善されていないようでした。

旧機種の最大のこの問題は最新機種#1のレビュー投稿にもあることも確認しました。(※ ナイロンコード収納のスプールを格納するホルダーの蓋の着脱が構造・寸法が不適切のようで上手くできません。2~3時間の草刈作業をすると、何度か必要なスプール着脱ですが、ゆうに小1時間程は着脱に手間を取られる感じです。真夏の炎天下ではとても辛い作業でした)

★#2リョービ製商品
国内No2と思しきリョービ製商品にもマキタ製商品と同じ傾向があります。レビュー件数は二番目に少なく、低評価比率は23%、4人にひとりは不満を抱え、評価点は3.5とマキタ製商品に次ぐ下から二番目なのです。

どうやら国内No1、2のこの2社は儲けの少ない最低価格帯のこれら機種は力を入れていないようなのです。

★#3山善製商品
国内No.3と思しき山善ですが意外な健闘ぶりが目立ちます。(これは他と違い金属刃もナイロンコードも使える機種です。そのため若干割高です。)

まずレビュー件数は4社中堂々のトップです。マキタ製商品の6倍以上なのには驚きました。評価点は4.0と国内メーカ中トップです。これは唯一金属刃も扱える点がプラスに働いているのかも知れません。ただ低評価比率は13%と二桁あるのが気になります。

その中にモーター焼損など重度の初期不良の投稿が複数あるのです。このため今回は選考から外すことにしました。一番手メーカになれない、以前からのマイナスイメージを思い出しました。

ここまでで国内メーカは全滅してしまいました。

★#4ボッシュ製商品
一方、初めて眺めた海外メーカ製だったのですが、評価点4.3は4社中トップですし、低評価比率6%と一社のみ一桁%台であり、見事な評価の高さです。

国内メーカに比べ知名度は低いはずだと思いましたが、レビュー件数3桁はマキタ製商品の3倍と4社中上から2番目でした。購買者はよく見ているんだなと改めて感じました。

届いた商品でスプール着脱を試しましたが、ものの一秒で着脱ができ大変満足しました。今までのあの苦労はなんだったんでしょう。

良いことづくめのボッシュ製商品ですが、唯一欠点があります。それは、最軽量の割に、「重い」、「腕が疲れる」というレビューが複数あるのです。

これは独特の補助ハンドル(突起)の位置が高過ぎて、重心を外しているからだと思います。これも構造設計の不具合に見えるのです。あるいは欧米人の背丈との差に起因しているのかも知れません。



この不具合は、マキタ製旧機種に付属していた高さ可変の補助ハンドルをオリジナルの補助ハンドルの下に取付けて解決することができました。

腕に力を入れずぶら下げるだけで草刈作業ができるようになり快適です。高さだけでなく軸への取付け角度も可変なので最適な位置を探せるのも便利です。画像は補助ハンドルの15cm程下ですが、使い込んでみると10cm程下が私の背丈では良いようです。

■まとめ
家電品などと異なり、電動草刈機にかぎっては"安心の国内メーカ製"は幻のようです。皆さまもこの事例を参考ください。



(つづく)


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