シュミカセ補正板の洗浄(3); 補正板の取外し

保持リングを取外すと新たな2つの発見がありました。そしてさらに洗浄へと進みます。

◾️補正板のメーカー合マークを発見
半球スペーサーを外すと補正板全体が現れます。

(1)補正板の合いマーク


鏡筒の12時方向に補正板の合いマークが見つかりました。黒いマジックの英数文字が見えます。下側のネジが12時方向を示してます。これが正しければ、補正板の向きは12時に合わせ、副鏡fastarマークを3時(9時)に合わせることで補正板と副鏡のアライメントが復元できることになります。(下準備の③は不要だったのかも知れません。でも④は忘れないでください)

3時方向がメーカー合いマークの原則だったはずですが、、、副鏡裏面の合いマークなしや次の芋ネジ機構など、fastar仕様ではもう何が起きても驚きません。

(2)補正板の芋ネジ機構を確認



コリメータによる光軸調整(6); 副鏡センタリング
 で取り上げた芋ネジの存在でしたが、想像通り補正板のサイド4点を直接押す位置調整の仕組みを確認できました。芋ネジ直接ではなく押す部位は白いテフロンのようなクッション性の素材でできているようです。これが7時半、10時半、1時半、4時半の方向にあります。

◾️補正板の取外し
ここで鏡筒の向きを上方斜め30°くらいにして予め緩めておいた副鏡ホルダーリングを外し副鏡を取外します。副鏡の取外しは水平に近いほどやりやすいですが、手前に傾くと補正板ごと床に落下しますので注意が必要です。

ようやく補正板を取り外すことができました。


fastar 仕様以前の補正板洗浄のネット記事では、これ以上分解できないためこのまま丸洗いしているようです。今回は迷った挙句、鏡筒手前の外側ストップリングと奥の内側ストップリングとに分解してしまいました。



誤回転事故の対応でストップリングを緩めることはよく承知していましたし、外側ストップリングの補正板押さえ部分(写真では影になって見えない)にフェルトのような吸水性のあるシートが貼られていて吸水したら厄介だと感じたからです。

◾️緩まないストップリング
ここで厄介だったことはストップリングを掴み回そうとしても簡単には緩まないことでした。

オスネジの外側ストップリングに対してメスネジが刻まれている内側ストップリングはやや柔らかいプラスチック製なのでした。両手でそれぞれを掴んで回す時、メスネジ側が歪みネジが渋るのです。回らないので力を入れれば入れるほどビクともしなくなります。

これには結構な時間を取られました。内側ストップリングは縁を摘み回して円筒の形を歪ませないなど苦心しました。全体を掴むなら、内側リングの根元を掴むと良いようです。(外す時より、復元時に締める時の方がより手がかかりました。プラスチックのネジ山が結構いい加減で噛み合わせる時にオスネジが上手く噛まないのです)

ようやく外れました。

補正板の側面正面にメーカー合マークが見えています。



(つづく)





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