かかと落としで血糖値改善?

血糖値の改善で、興味深い放送がありました。おなじみのNHK「ガッテン」の特集「骨ホルモン」SPです。

■2月15日放送の「骨ホルモン」SP
放送を見逃した方は、NHKガッテン番組HPをご覧になって下さい。骨ホルモンと血糖値の関係について大まかな説明がなされています。ここではHPでは全く割愛されている血糖値の改善量を備忘録化しておきます。放送では触れなかった数字の解釈もしてみます。

2月15日の放送骨子を要約すると
① 骨への衝撃 → 骨ホルモン増加
② 骨ホルモン増加 → 脳・内臓機能向上
③ 内臓機能向上 → 血糖値改善
④ ①には「かかと落とし」が安全最適
・一日30回以上で継続
・一週間程度で効果が出る

ということで放送では
血糖値が高めの6人の被験者に一日30回以上の「かかと落とし」を一週間続けた前後の血糖値の変化改善がグラフの形で報告されました。ここではこれを表にして見ました。



■表中数字の意義と有り難み
上表は1~2ヶ月前の血糖状態を示す指標であるヘモグロビン・エーワンシー(HbA1c)の濃度変化を示したものですが、平均値で見て7%から6.7%へ-0.3ポイント改善。比率で約-4%の効果だと判ります。

この数字の意義ですが
糖尿病の判定基準はHbA1c:6.5%オーバで「糖尿病疑い」となり、特に7%オーバとなると「合併症併発の危険ゾーン」と言われ糖尿病薬の処方が必要になります。(一旦薬に頼ると薬依存体質となり一生手放せなくなるため、これが不治の病いと言われる由縁です)

なので軽度(=薬に頼るまでには至らない)の高血糖患者はHbA1c:6.5%未満を目標に絶対に7%を越えないよう、苦手な運動や苦しいカロリー制限を日々努め苦労している訳です。

上表のたった一週間で-0.3ポイント改善は、6.5~7.0の間をさ迷う崖っぷちの高血糖患者には大変な至福をもたらすということが判ります。

表では交通信号にならい数字を色分けしてあります。

6.5未満:
6.5-6.9:
7.0以上:

表で、黄色の糖尿病疑いの被験者#3~5の3人がみごとに青色になっているのがわかります。有酸素運動を伴う毎日一時間の散歩をせずとも得られる『かかと落とし』の効果、有難いですね。運動に伴うカロリー消費だけでなく、骨に衝撃を与え骨ホルモンを増やすことによるプラスαがあるのです。

■まとめ
『かかと落とし』は、高血糖が骨ホルモンを減らしそれがさらに高血糖を加速させるという負の循環を断ち切るための、骨を刺激する絶妙な術のようです。やってみると普段から運動不足の私など、数分のかかと落とし運動でも直ぐ脹ら脛の張りが起きるなど結構な負担が体にかかることが体感できます。この効果が判る今度の人間ドックの結果が楽しみです。

追記
ところで、1~2ヶ月前の血糖状態を示す指標のHbA1cなので、かかと落としの効果を得るにも最低1ヶ月はかかるだろうと思いませんか?それがわずか一週間で結果を出しています。骨への刺激が内臓機能を向上させるとHbA1c数値をダルマ落としのように即効的に減らすのでしょうかね 、、、、


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