アイベルさんの鏡筒排気ファンS (4); 愛称フリップミラーファン(FMF-S)

前回ご紹介した「撮影中に鏡筒排気ファンSを稼働させる方法」ですが、愛称をつけました。

FMF-S(フリップミラーファン)です。末尾の-Sは鏡筒排気ファンS由来のSです。
以下は実稼働のリポートです。

■FMF-Sの実稼働の様子


11月の初積雪があった今月24日ですが、予想外に25日明け方は快晴となりました。少し早く起きて、木星撮影でFMF-Sの実稼働を次の手順で行なってみました。

【1】FMF-Sのセットアップ
C11をベランダに出した後、いつもと異なり放置せず赤道儀にすぐ搭載します。対象天体(今回は木星)導入後すぐに鏡筒排気ファンSに換装しFMF-Sとします。

【2】シーイングをモニタリング
カメラ(ASI224MC)の屋内PCモニター画面を見ながら、FMF-Sのファン稼働を継続し温度順応を加速しながら(温度順応を含む)シーイングをモニターします。これをやりたくてもこれまでは実行できませんでした。

【3】天体撮影
シーイングを見ながら撮影を開始します。薄明に至る時間帯はシーイングは変化し続けるのでファンは最後まで回し続けることにしました。

FMF-Sは期待以上に使い勝手が良いです。さらに使い込んでみたいと思います。

(付録)ファン風量と風速
排気所要時間の目安を知るため、FMF-Sのファン風量について実験してみました。一旦2Φ径から31.7mm径(断面積で38%)に絞っているので風量は気になるところです。ファンの排気側を薄いポリ袋で包み容積の時間変化からザックリとした風量を調べてみました。

★風量(2Φ径部)
・FMF-S単体(開放) ; 約 1.5ℓ/s
・FMF-S鏡筒装着時 ; 約 0.7ℓ/s
鏡筒装着で風量は約半分になります。
★風速(2Φ径部)
・FMF-S単体(開放) ; 約 0.8m/s
・FMF-S鏡筒装着時 ; 約 0.4m/s
★C11排気時間
・C11鏡筒容積 ; 約35ℓ
・FMF-S鏡筒装着時 ; 約50s

鏡筒装着時の風量全てがC11内部からと仮定すれば、約1分(50s=35/0.7)で鏡筒容積を排気できます。実際はカメラ側接眼部からも吸気するのでもう少し時間は掛かるでしょう。



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