アイベルさんの鏡筒排気ファンS (3); 撮影中のファン稼働

何度か取り上げたアイベルさん の 鏡筒排気ファンS ですが、『撮影中には使えない』という構造上の弱点を克服する工夫をしてみました。

■撮影中稼働のための工夫


これがその工夫の内容です。鏡筒排気ファンSの2Φスリーブの先に31.7mmスリーブを取り付けて、フリップミラーに差し込めるようにしてみたのです。猫だまし風なのですが、これで撮影中にも排気ファン稼働が可能となりました。
   ( ^  ^) v

■動作上の懸念点の確認
ミラーdown (= 非撮影時)

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ミラーup (= 撮影時)

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このアイデアを実行する際に躊躇したことが一つあります。上はミラーのup/down の様子を示したものですが、撮影時のミラーupでミラーが鏡筒排気ファン側を塞いでしまうように見えることでした。最悪ミラーdownのみの稼働も覚悟したりもしました。撮影中の稼働はできなくなりますが。

ところが実際にファンを回してみると、ミラーupでも鏡筒排気ファンSにむかって風の吸い込みが起きるのです。風量こそ若干落ちますが、ミラーは宙に浮いていて抵抗にはなりますが風の通り道を完全に遮断してはいないようです。

■吸引力の比較実験
風量の定量的測定ができないので次の比較実験をしてみました。



上の画像はファンを動作させた状態で、小さなスチレンボードを吸引してみたところです。机から浮いている軽いスチレンボードの裏には錘の一円玉が複数枚貼り付けてあります。風量ゼロでの最大負圧の比較をしていることになります。

以下がミラーのup/downで吸引可能な錘の重さがどの程度低下するのか実験した結果です。(誤差±0.5g)
   ①ミラーdown: 0 ~8g
   ②ミラーup    : 0 ~7g


ミラーupでの吸引力の低下は1g、比率では誤差を入れてもおよそ-2割程度だと判りました。この結果から、ミラーupでも充分な排気が期待できそうです。

■鏡筒装着時


今まで見たこともない景色にひとり感動しています。諦めかかっていた撮影中のファン稼働ができるのです。私にとって今年一番のコロンブスの卵です。アイピース差し換えも素早くできます。

シュミカセのリア部に大きな穴を開けてファンを内蔵する大改造をされる豪の者の方々がいらっしゃいます。私も何度か考えてみたのですが、やはり大改造の道には踏み出せそうもありません。実力も気力も伴なわないので。結果安易な道を思いつきました。

天候不順でまだ実使用状態での確認は未了です。早い時機に実稼働してみたいと思ってます。

※参考; 31.7mmスリーブの取り付け

赤い矢印の下側が2Φスリーブに取り付けた31.7mmスリーブです。手元にあった外径2Φの31.7アダプターを鏡筒排気ファンSの2インチスリーブに接着テープを巻いて固定しました。シュミカセのリア2Φ孔にも以前同様に挿入できます。


(つづく)






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