コリメータによる光軸調整(6); 副鏡センタリング

副鏡センタリングを目的に今回初めて補正板の保持リングを緩めてみたのですが、期待通りに補正板がスライドせず最初大いに弱りました。

■ヒントはEdge鏡筒の芋ネジ機構
Celestron社のEdge鏡筒(fastar 仕様)は、副鏡センタリングに便利な芋ネジ機構を内蔵しているそうです。これはACTレーザーコリメータの解説動画で紹介されています。従来のSchmidt Cassegrain鏡筒には無い便利な機構とコメントされています。

■C11鏡筒にもあった芋ネジ機構
保持リングを緩めてもスライドしない補正板の扱いに困って、鏡筒側面を眺めてみると私のC11(Fastar仕様)にも補正板位置付近に上下左右4箇所に芋ネジが見えるのです。試しに2mmの六角レンチを突っ込んで回してみると補正板がスライドするではないですか!

C11購入先の協栄産業さんに芋ネジの存在を問い合わせた結果、以下のアドバイスを頂きました。
①芋ネジ機構の話は初耳。(Celestron は販売代理店にもそういう機構を一切公開していない)
②想像だがFastar仕様への切替段階で機種共通で芋ネジ機構を取り込んだ可能性がある。
③両側からの芋ネジ締め付けは補正板の割れにつながるので少し締め戻して様子を見ること。

マニュアルには全く記載が無いのですがEdge / Schmidt Cassegrainによらずfastar仕様の鏡筒にはこの芋ネジ機構を内蔵しているらしいことが判りました。


↑補正板位置近辺の芋ネジ

■補正板スライド結果
ターゲットの反射十字レーザー光像の長さが上下左右で均等となるように芋ネジ機構を使って副鏡のセンタリング調整ができました。

今回はスライドする向きの芋ネジを緩めて補正板を動かし、反対側の芋ねじを締めるのは控えました。補正板は保持リングを締めて固定するだけにしておきましたが、今のところ問題ないようです。


(つづく)



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