Nコン2016; 全国大会に臨む関東甲信越(小学校の部)の金賞三校

先週24日eテレで録画放送された9月3日の関東甲信越ブロックコンクール小学校の部の金賞校の演奏を課題曲、自由曲の順番で何度も繰り返し聴いてみました。



■小学校の部の金賞三校
今年の金賞校は以下の三校でした。
船橋市立三山小学校
日野市立七生緑小学校
港区立白金小学校

昨年に続き千葉から金賞校が誕生しました。高等学校の部といい千葉が頑張っているのですね。三校ともそれぞれの特長を出した素晴らしい演奏でした。以下は各校の感想です。

■三山小学校
三山小学校の課題曲の演奏は、より演出を排した素朴な歌声で他の二校とは異なる大らかな独特の魅力があります。

これは自由曲にもあてはまります。
自由曲『虹がなければ』の選択はある意味でとてもチャレンジングに思います。というのもこの曲は今からちょうど10年前の第73回全国大会金賞の大岡山小学校の名演奏が長く定番とされているからです。(銀賞には『センスオブワンダー』の名演奏の中沢小学校が選ばれました。この年はコンクール史上に輝く忘れられない年となっています。)

大らかなアンサンブルは定番のカチッとした構成感に慣れた耳には思わぬ新鮮な感じを受けます。あえて定番に挑戦というコンクール新進気鋭校らしい意気込みを応援したいと思います、、、

■七生緑小学校
課題曲では、七生緑小学校が子供らしい伸びやかな自然な歌声で抜きん出ているようです。シルクのような滑らかな自発的なアンサンブルで何度聴いても飽きない印象です。子供たちの表情には自信があふれ高い境地に達しているようです。Nコンのサイトだったか審査員の講評に『七生緑サウンド』と称えられる程です。

審査では課題曲のウェイトが当然高いと思われます。今回ブロックコンクールの最優秀校だったのではないかと思われます。なるほどここ数年の躍進ぶりが理解できる気がします。

引き続く全国大会でも、周囲からの「連覇を!」などという雑音に惑うことなく無心の自然体を貫いて欲しいと思います。

■白金小学校
白金小学校の演奏では自由曲の演奏が出色だった気がします。選曲の良さが光ります。子供たちの一人ひとりの口の動きを見ると声が前によく出ているのがわかります。音符 ♪ が口もとから吹き出ているようで、鎌倉時代の空也上人立像を思い出しました。終盤ソプラノの女の子のオブリガートの響きの見事なこと、、、ため息が出るほどです。

オブリガートの女の子もそうですが、メンバー構成は低学年の比率が随分高くなってきたのですね。異動から数年を経ていかにも小学校の部というアンサンブルになってきました。かつての大岡山小学校の映像とハーモニーがフラッシュバックするような感覚に襲われます。漸くそんな仕上がりになってきました。

課題曲、自由曲と繰り返し聴いてみると、課題曲のはじめは固さが目立ち弱音のアンサンブルに不自然さが目立つのですが、後半持ち直しさらに自由曲になると見違えるようなアンサンブルを見せてくれていることに気づきました。テクニック起因の問題には思えません。

全国大会制覇7回というすでに伝説となった名指導者の期待に応えたいと、白金小学校の子供たちは演奏の出だしからもの凄い重圧を背負っているのではないかなぁ、、、

初めて臨む9日の全国大会ではどうか重圧のリュックを降ろして、課題曲の冒頭からより伸びのびと歌って欲しいと思いました。そうすればきっと、、、

■いよいよ全国大会
それぞれ独特の魅力を持つ三校の全国大会での健闘を会場から応援したいと思います。

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