シュミカセ光軸調整のプロセス改善(2); 粗調整に用いる光軸調整ソフト

ふたつの光軸調整の支援ソフトを紹介します。まず粗調整に用いる支援ソフトから説明します。

Al's collimation aidのご紹介
ステップ[1]粗調整で回折パターンの同心化を支援するソフトです。機能は半径を数値指定できる3つの同心円を表示するテンプレートです。ソフトを立ち上げると透明な3つの赤い同心円が表示されます。この赤い線は透明度指定が可能です。


実用例としてネットにはつぎの例が掲載されています。


回折パターンの①中央輝点、②副鏡遮蔽に対応した内円、③主鏡外縁に対応した外円にテンプレートの同心円を当てて同心化のチェックを行います。中央輝点に対して内円、外円の同心度合いを目視で判断するのはなかなか困難なので役立つツールだと思います。また同心化の前提となる副鏡のセンタリングで位置補正が必要か否かの判定にはとりわけ有益なツールだと思います。

ただし、方法論として、判定対象は幾何学的な配置の判定で、実際の見え方は一切ケアしていないという限界があります。あくまで粗調整のための判定ツールの位置づけで、それ以上でもそれ以下でもありません。(なお引用したこのツールの説明サイトで上記のデフォーカス回折パターンをエアリーディスクと呼んでいるのは技術的に誤りだと思います)



試しに先日C11の光軸調整を行った時に撮影してあった回折パターンにAl's collimation aidを後付けで適用してみたのが上図です。操作はとても簡単でした。

この回折パターン画像はダンカン・マスクで微調整した後に撮影したものですが、同心円の同心化度合いはまずまずだったようです。先に副鏡角度調整しましたので副鏡のセンタリングずれが心配でしたが問題無いようです。

と言いましょうか、この程度の精度議論のツールです。さらに回折パターンの明暗の幅が適正かなどはこのツールの対象外です。
(つづく)



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