光軸調整の精度向上(1); センサーと光軸調整ソフトの活用

このところシュミカセ光軸調整の精度向上を目的に海外ネット情報を参考に新ツールを試しています。

■光軸調整の精度向上
恒星を利用した光軸調整において下記【1】~【3】の3ステップでの精度向上を考えています。

精度向上のための改善ポイントは、従来の目視判定をセンサーと光軸調整ソフトを活用した方法に変えることです。これにより高感度化かつ高精度化を狙います。


まず概略を説明します。
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【1】粗調整; デフォーカス像の同心化
・適用ソフト: Al's collimation aid(試用中)


同心円判定をPCモニター上で行うためのテンプレート・ソフトです。

【2】中間調整; マスク回折像での対称化
ダンカン・マスク(適用済み)


直接光目視の【1】に比べ、光軸ボルトに対抗した3つの窓のダンカン・マスクによる回折光をセンサーで検出し調整精度を高めます。

従来は【1】から以下の【3】に飛んでおりました。大気の状態が悪いと【3】の回折環がよく見えず【1】の粗調整止まりとなることを改善します。

【3】最終調整; 回折環の対称化
・適用ソフト: Meta Guide(試用中)



Meta Guideでは、回折環センサー画像の強度プロファイル表示が可能です。リアルタイムにフィルター処理やスタック処理ができますので、中庸の大気状態でも回折環を抽出できます。
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3つとも海外のアマチュア天文家のアウトプットなんですね。改めて彼我の差(※末尾参照)を実感します。

能書きはこのくらいにして実際例をご紹介します。



(つづく)


(参考サイト)

https://stargazerslounge.com/


http://www.cloudynights.com


http://www.iceinspace.com.au/

(参考記事)
https://stargazerslounge.com/topic/170399-c11-collimation/

http://www.cloudynights.com/topic/481596-advice-on-collimation-tools-for-scts/


※彼我の差
海外サイト、とくに欧米豪でいくつもの天文サイトがあり活発な意見交換がなされています。様々な課題解決に際して、ハード・ソフト・各種の利用技術などの多観点からの意見交換が聴けます。どちらかと言えば、"匠"志向というか、利用技術にこだわりがちな日本国内のネット議論の幅が少し狭く感じています。国民性の反映なのでしょうか。


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