C11副鏡アライメント(7); 組み立て見取り図の補足

「C11副鏡アライメント(6); 副鏡ユニットの組み立て見取り図」の記述量が多く後半の補足を分割しました。以下は、「組み立て見取り図」( 再掲)についての補足事項ですが、前半同様細かい内容なので読み飛ばしていtだいて構いません。

■組み立て見取り図の補足事項


【補足1】台座の合わせマークが無い理由
今回一番驚いたのはアルミ台座裏面の中央からの一本線の合わせマークが無かったことです(確かにセレストロン社のQ&Aにも2010年以降では鏡筒種に依り合わせマークは異なると書いてありました)。マーク無し理由は以下のようではないでしょうか?

fastar仕様ではfastar文字列が回転するため従来なら一本で済んだアルミ台座裏面の合わせマークを「開」「閉」に合わせ2本引くことが必要となります。ボルトカバーの状態次第でどちらの線を使うのか作業ミスが出るので、アルミ台座に合わせマークの線を引くことをfastar 仕様では廃止したのではないでしょうか?

その状況で副鏡を固着すると副鏡裏面の合わせマークは見えなくなるので、新たに合わせマークの代替え手段を取り入れていると思われますがよくわかりませんでした。何らかの治具を用いるのか、原始的に側面を覗き裏面のサブマークに合わせるのか、、、たしかにメインマークが引っ込んだ奥に書かれ、副鏡固定に直接使うサブマークがよく見える縁にありますが

副鏡裏面メインマーク


副鏡裏面サブマーク


【補足2】 副鏡ユニットの組み立て方
メーカーから開示情報はほとんど無く、製造工程の詳細はよくわかりません。以下はひとつの推測例です。

例えば
①副鏡ユニットの組み上げ
光軸ボルトの赤い基準線と直角になるようfastar文字列を副鏡カバーに仮貼りしておきます。アルミ台座を乗せ光軸ボルトで副鏡カバーを固定します。この時ボルトカバーは「開」なので、fastar文字列が-60°ずれたサブマークを指すように副鏡角度を揃えアルミ台座に固着し副鏡ユニットを組み上げます。

②(副鏡ユニット+補正板)の組み上げ
組み上がった副鏡ユニットを副鏡ホルダーに装着し、fastar文字列が補正板の合わせマークに揃うように副鏡ホルダーのリングを締めて補正板に固定します。この時ボルトカバーは「閉」とします。補正板の合わせマークが鏡筒の3時方向となるよう支持リングで補正板を固定します。鏡筒の水平は開口部の二つの飾りネジで示されています。

③角度調整、鏡筒シール張り替え
組み上がった鏡筒で光学試験を行います。(補正板+副鏡ユニット)の角度とセンタリングの微調整とがメインと思われますが、副鏡ユニット自体の角度とセンタリング調整もあるのかも知れません。最終的な角度調整が終了した後、fastar文字列が水平正立するよう仮シールを出荷用の鏡筒シールに張替えます。

私のC11の場合の調整角度は約9°だったということになります。


(つづく)

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