C11副鏡アライメント(4); 衝撃の60°回転は光明となるのか?

いよいよC11の副鏡角度を工場出荷時点に戻します。大げさに聞こえますが、要は鏡筒シールのFastarの文字列を水平になるよう副鏡ユニットを回転するだけのことです。

■調整前の画像
①ボルトカバー: 開 (蝶ボルト)


この画像は「C11副鏡アライメント(1); Fastar仕様の落とし穴」に掲載した画像です。一見、Fastar文字列は水平で異常が無いよう見えますが、蝶ボルト格納のためボルトカバーが「閉」から「開」となっており明らかに異常です。

②ボルトカバー : 閉 (十字ボルト再換装)


こちらが状態①でボルトカバーを本来の「閉」の位置に戻した画像です(十字ボルト再換装)。Fastar文字列が水平ではなく大きく左に傾いていて、副鏡が回っていることを示しています。大げさに言うならこれが事故後の現場写真です。

■調整後
③ボルトカバー: 閉 (十字ボルト)


状態②で外側ストップリングを緩めて副鏡ユニットを奥に軽く押しながら時計回りに回転させFastar文字列を水平にします。水平になったら副鏡ユニットを今度は手前に軽く引きながら外側ストップリングを締めて副鏡ユニットを補正板に固定しました。これで工場出荷時点の姿に復元できたことになります。

④ボルトカバー:開 (蝶ボルト)


さらに蝶ボルトを再換装して実使用状態に戻します。光軸調整には蝶ボルトが最早欠かせません。

■調整前後の重ね合わせ画像
調整前; 色を薄くした薄い画像①
調整後; そのままの画像④


最後に回転の前後の画像を重ねてみました。画像分度器をあてると回転角度は時計回りになんと約1/6回転(=約60°)もありました。

■衝撃の60°off は光明となるのか?
早速改善効果を確認したいのですが、東京地方はなかなか梅雨明けとならず延々と雨天・曇天が何日も延々と続いています。

捕らぬ狸なのですが、衝撃的な量の60°offはC11の光学性能にとても大きな影響を与えている可能性があります。その意味で副鏡回転事故は確かに悲報(bad news)だったのですが、反対に対策後の朗報(good news)をもたらす可能性も秘めているという密かな期待もあるのです。

満足するレベルには遠く及ばす悩みの種だったC11の解像力不足の原因がこの副鏡回転事故起因であったとすれば、副鏡角度を工場出荷時点に戻すことで解像力が劇的に改善する...かも知れません.... v (^-^)

衝撃の60°off が漆黒の闇を照らす光明となるのかは今はまだ判りません。一晩星空の下でじっくりと光軸調整できれば効果がすぐ判るでしょう。梅雨明け後の星空が待ち遠しい限りです。

結果の良否によらずこのタイトルの続きをいずれ書こうと思います。どのような結末を迎えるのかご期待ください。


(つづく)


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