シュミカセ光軸調整; ダンカン・マスク(3)

ダンカン・マスクでの光軸調整作業前にやっておきたい一手間についてご紹介します。ノウハウと言うほどのものではありませんがこの一手間を加えるか否かで光軸調整作業の効率の良し悪しが決まります。

■4つのキーポイント
まず先回記事の末尾の画像を再掲します。シュミカセの光軸調整ボルト(以下ボルト)と装着したダンカン・マスクの配置が示されています。ここで4つのキーポイントがあります。



★1; ボルトにボルト番号ラベルを❗️
あらかじめ3本のボルトに番号付け(#1,#2,#3)をしておきます。どの位置のボルトが何番なのか視認できるように、番号と同数の小さな濃紺の丸ラベルを副鏡ホルダーに貼っておきます。

★2; 対向窓にボルト番号ラベルを❗️
必須ではありませんが、それぞれのボルトに対向するマスク窓にボルト番号と同数のラベルを貼っておきます。マスク像のうちY字からズレている像を作る窓がどれか分かれば、その窓番号と同じ番号の(対向しているはずの)光軸調整ボルトを回します。窓とボルトを対向配置することを忘れないことです。

★3; 主鏡裏面にボルト番号ラベルを❗️



主鏡裏面から見て、何番のボルトがどの位置にあるかラベル表示しておきます。黄色の丸で囲った所がそのラベルです。ラベルは夜間でも確認できるように蛍光シールを使いました。夜間8時間蛍光します。これもダイソー商品です。

夜間、PCモニターを見てどのボルトを回すか決め、鏡筒の背後から副鏡ホルダーの目的ボルトに手を伸ばす時、この蛍光シールが役に立ちます。鏡筒フロント面を覗かなくても目的の番号のボルトを手探りで探せます。赤道儀は狙う星の位置により鏡筒が回転するので間違って違うボルトを回すミスを防止できます。

蛍光シールは夜間次のように鏡筒フロントにあるボルトの番号と位置を表示してくれます。ライトで照らす手間やライトで手がふさがる不便がなくなりこれは意外なほど役立ちます。



★4; センサーにボルト番号ラベルを❗️
最後はセンサーです。一つ前の写真で黄色の矢印で示したように、#1ボルトの向きとセンサー自体の天の方向とを一致させておきます。ここも蛍光シールです。

センサーの天を#1ボルトの向きにそろえことで、アウトフォーカスの場合は#1窓の像はモニター枠で正立したYの字の下部の線として現れます。同様に#2窓の像はYの右側斜め線、#3窓の像は左側斜め線となります。

インフォーカスの場合は、ミラー反転して倒立したYの字となり、#1窓の像が上部の線、#2窓の像が左側斜め線、#3の像が右側斜め線です。

ここまででPCモニター枠と光軸調整ボルトとの光軸についての回転角を揃えておくことができたわけです。以上が一手間の内容です。



(つづく)


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