ブログパーツ ★多摩の星空 Bayerフィルター (6) ;デジタルカメラ爆発
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Bayerフィルター (6) ;デジタルカメラ爆発

★デジタル化の津波;カメラの爆発
Q6;Kodakがde facto技術で得たもの?
A6. Nothing against the Digital Tsunami

デジタル化の津波のグラフ説明の途中でした。



残りの三つはそれぞれが絡み合うように進行していきました。
(2)フラッシュメモリ勃興
(3)フィルムカメラ衰退(赤)
(4)デジタルカメラ爆発(オレンジ)

★カシオのQV-10
デジタルカメラの普及の引金を引いたのは、カシオのQV-10です。販売開始は1995年。日本の老舗カメラメーカーは当時まだ試作品の発表を繰返しているだけでした。そんな中でデジタルカメラという破壊的商品による市場創生は新規参入の非カメラメーカーが果たしたことになります。

QV-10の画素数はQVGA、たったの320x240でしたから、フィルム写真と比べ画質はかなり見劣りしました。そしてそれは印刷結果を目で楽しむレベルのものではありませんでした。まだまだフィルムの優位は圧倒的でした。けれども内蔵の2MBのフラッシュメモリで96枚の撮影が可能で、即座に小さな液晶に表示される写真はポラロイドカメラの価値を瞬時に抹殺してしまいました。

★国内カメラメーカーの健闘
これらデジタルの付加価値( 画像がすぐ確認できる、印画しなくても結果がわかる、PCでデジタルデータの加工ができる )は、瞬く間に市場に受け入れられます。このあとはまだ記憶に新しい部分ですが、デジタルカメラの画素数Upを主軸とした商品投入合戦が国内の老舗カメラメーカーも加わり繰り広げられました。
ここで嬉しいことは、キヤノン、ニコンといった日本の老舗メーカーが、Kodakのように立ちすくむことなく、フィルムからデジタルへの商品の大転換に機敏に対応できたことです。カメラという商品特性でその付加価値は、光学、レンズ、メカの占める要素が大きいということかも知れません。

★市場の盛衰
カシオQV-10は、液晶搭載、フラッシュメモリ搭載などその後のデジタルカメラの未来像を明快に指し示したように思います。年間0.5兆円程度の市場規模だったフィルムカメラは、デジタルカメラが市場を形成しはじめるとすぐに衰退し始めわずか7~8年ほどで完全にカメラ市場から駆逐されてしまったのです。

代わりにデジタルカメラは爆発的に成長し10年たらずで0から2兆円規模の市場を形成しました。さらにフィルムカメラが駆逐されて5年ほどでフィルムはほぼ完全にこの世から姿を消したのです。


(つづく)

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