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🏓彡 世界卓球のQF結果から見えるもの(2); ダブルス結果

🏓彡 世界卓球のQF結果から見えるもの(1)の
つづきです。次はいよいよダブルスです。

■女子ダブルスQF

By courtesy of ITTF

ベスト8は中国•日本•北朝鮮: 各2, 香•台: 各1。
東アジアが独占し実力拮抗しています。ベスト4は中国・日本: 各2とここは日中互角の戦いが期待できるようです。「個人戦で劣っても団体戦で勝る」日本アスリートあるある?

■男子ダブルスQF

By courtesy of ITTF

ベスト8は中国: 2, 独•葡•西/尼•典•韓•香: 各1。
かなり拮抗していますが、この中に日本が外れてしまいました。ベスト4は中国: 2,葡•西/尼: 各1ですが、中国に敗れはしたもののゲームカウントから見て韓国の粘りが目立ちます。

心技に秀でるエースの存在は強いダブルスペアを生むと言われます。苦境の日本男子選手ですが、水谷選手の復調を起爆剤として今後の活躍を期待します。

■混合ダブルスQF

By courtesy of ITTF

ベスト8は中国•日本; 各2, 香•韓•独•ス: 各1。
ここでも日中互角となるのは国内1位2位の女子選手の健闘があってなのでしょう。ベスト4は中国: 2, 日•独: 各1となります。

吉村選手は追加招集でしたが短期間での調整は大変な努力だったろうと推察します。

■まとめ
世界卓球のベスト8状況を延長して東京五輪を占うと、日中互角の女子ダブルス•混合ダブルスでメダル獲得の可能性が高いでしょう。シングルスのメダル獲得は、中国に次ぐ2番手を占める日本女子シングルスに可能性があります。と、世界卓球の分析はここまで。

さいごに期待を込めて。
シングルスは単騎突破の番狂わせが起きる可能性がより高い競技です。幸い日本選手団には伸びしろ豊かな若い選手が多く、男女ともに一年後の東京五輪シングルスでの爆発的活躍を期待できます。ホームの声援の後押しもあり、金メダル獲得さえ夢ではない気がします。



(最初の記事に戻る)



🏓彡 世界卓球のQF結果から見えるもの(1); シングルス結果

世界卓球が幕を閉じました。
各カテゴリーのQuater Final(以下QF)の結果を振り返ってみます。

メダル獲得の成否は勿論 選手個々の力量に依存しますが、裏づけとなる国の実力水準を測るにはQFの進出人数(ベスト8)や通過人数(ベスト4)、その試合内容(ゲームカウント)の比較が適しているようです。

東京五輪を来年に控えた日本の実力はどう見えるでしょうか?

■女子シングルスQF

By courtesy of ITTF

ベスト8は中国: 5, 日本: 2, 香港: 1。
中国が数で圧倒、日本は辛うじて2番手でした。さらにベスト4へは中国: 4名と質の面でも圧勝しました。2番目といっても、日本選手のゲームカウントを見ると中国選手にまだ歯が立ちませんでした。

日本は、世界ランク国内1位の石川選手、同2位の伊藤選手がQFに進めなかったにも関わらず、同3位の平野選手、同5位の加藤選手がQFに進出し窮状を救いました。世界選手権の最後のキップを獲得した加藤選手のベスト8の健闘を讃える声が多く上がりましたね。

素人意見ですが、世界卓球で日本選手の失速が目立つ気がします。国内選抜大会や世界卓球に至る日程やピークへの調整法で疲労し無理を重ねてないかと気になりました。

■男子シングルスQF

By courtesy of ITTF

ベスト8は、中国: 3, 韓国:2, 日•仏•典: 各1。
中国がトップ、韓国が2番手と日本は3番手に追いやられました。ベスト4へは中国: 2名, 韓•典: 各1名とここでも中国の壁を超えられませんでした。

「最年少優勝だ!」などと、メディアの話題作りに典型的に見られるように、まだまだ成長途上の張本選手に期待と精神的負担をかけ過ぎています。言いかえれば、それほど日本男子の現実は厳しいものがあるようです。

そんな中、唯一QFに進出し大接戦した丹羽選手の健闘を讃える声が多かったですね。



(つづく)



まだまだ遠い中国の背中; 卓球女子オーストラリアOP

待望の黄金世代の登場で最近卓球にハマっています。

先週オーストラリアOPが終了しました。日本からは平野・石川・伊藤選手をはじめ総勢12選手が出場しました。みんなの願い通り世界女王 中国の背中に近づけたのでしょうか?

本戦初日HPには少し意地悪な写真が、、、


By courtesy of ITTF

■オーストラリアOP結果


上の表は中国選手から見たオーストラリアOPの結果です。今大会は末尾のトーナメント結果全体より中国選手の試合結果だけを追いかける方が話が早いのです。

一番左に全6選手の名前があり、右に向かって勝ち進んだラウンドを青色表記、負けたラウンドを白で示しています。さらに中国選手と日本選手との対戦結果のみセットカウントを書き込んであります。

■中国が日本を圧倒
表から、ベスト8には中国選手6人全員が進み、さらにベスト4は全員中国選手で占められました。そして優勝は当然ですが中国選手に。その栄光を掴んだのは世界ランキング4位の陳夢(4)選手でした。中国選手は他国選手には完勝し、負けるのは同国選手の場合だけでした。 本大会は中国が圧倒的な強さを見せつけました。凄い!

一方、日本人の出場選手は中国の2倍の12名でした。全選手32名ですから、3人に1人は日本選手という高い比率でした。対戦結果は残念ながらベスト8にわずか2人(柴田(53)、塩見(46))が進みましたが、ベスト4には2人とも残れませんでした。中国選手と対戦した日本選手は10人ですが、全員が敗退しました。その平均セットカウントは中国から見て4-0.6の圧勝。平均で1セット取れない、、

■世界ランキング下位相手に敗戦
その中でも驚きだったのは、日本のトップ3 (平野(5)・石川(7)・伊藤(11))が初戦R1で中国の若手選手に当たり揃って敗退したことです。本大会の主催者: 国際卓球連盟(ITTF)は"Japan KO'Down Under"のセンセーショナルな記事をHP一面に掲げたほどでした。「日本のゴールデンガールズが3タテでKO」を表現した冒頭の写真はこの記事からです。海外記者(兼選手)の目からもショックだったのです。

石川(7)選手は世界ランキング52位の陳幸同(52)に敗れ、平野(5) 選手、伊藤(11)選手を破った顾玉婷(-)選手、張薔(-)選手はランキング"圏外"の選手でした。

中国の若手選手の実力の把握には、ITTFがはじく世界ランキングではなく、中国超級リーグのランキングを見ることにしています。(選手層の厚い中国では、多くの実力のある若手が、ITTF主催の海外試合への出場機会に恵まれず世界ランキング"圏外"となっています。6月の日本OPに初登場・初優勝で一躍有名となった孫穎莎選手は"圏外"からいきなり10位にランクインしました)

■超級リーグのランキング
昨年2016年度の超級リーグの勝率ランキングの数字を先ほどの表の名前の隣に記入してみました。オーストラリアOPの結果はこの数字でよく理解できます。

日本のトップ3を破った中国選手の超級リーグランキング順位は顾玉婷<13>、陳幸同<15>、張薔<28>です。これらは上位に進出した陳夢<3>、朱雨玲<1>、王曼昱<7>など超級リーグトップ10<1-10>に次ぐ、第2グループ<11-30>を形成していることが判ります。

(超級リーグは10チーム構成なので、30以内は各チーム上位3名をカバーするような数字です。よく見ると2016超級リーグに途中参戦した平野選手が31位にランクされています)

オーストラリアOPの結果を見る限り、日本のトップ選手は中国超級リーグの第2グループかそれよりさらに後ろに位置するように見えます。まだまだ先頭グループの背中は遠いようです。

■日本選手はオーバーワーク⁉︎
ところで初戦敗退した平野選手は4月のアジア選手権をピークとして次第に調子を落としてきているように見えます。

もちろん相手に徹底的に研究されたことも一因でしょうが、他に気になるのがその連戦ぶりです。4月アジア選手権@無錫→同月韓国OP@仁川→5月末: 世界選手権@デュッセルドルフ→6月初: 日本OP@東京→同月中国OP@成都→7月初: オーストラリアOP@ゴールドコーストと国際試合を6連戦していることです。特に世界選手権からオーストラリアOPまでの4連戦の40日間では、開催期間は25日におよびます。ターンオーバーを使って、中国選手でもこれだけの連戦はしていません。

練習、試合、拠点移動、メディア対応、さらに学業と17歳になったばかりの高校生にはオーバーロードかなという気がします。今回は下半身の動きに重さが目立ちましたが、体調面がもう少し充実していれば、どんな結果だったろうかとも思います。

「連戦が終わってしばらく練習期間なので少し休んでまたドーーンと強くなれるように頑張ります」

これはいかにも平野選手らしいツイートですが、夏の大会がまた楽しみです。

参考オーストラリアOP女子シングル結果



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